宗教の存在理由。正しいとは?
何故人は宗教が必要なのかというのは、日本人は特に興味がない為に間違った認識をしてしまっている事と思います。
よく「宗教に頼る人間は弱い」という意見を耳にします。
確かに、精神的に弱っている人間に漬け込むカルトはあまりにも多いのは事実でしょう。
ですが、その認識は間違っています。
「弱い人間が宗教に頼る」のではなく、
「弱い人間がカルトに漬け込まれる」
というただこれだけの事なのです。
とはいえ宗教を信仰する人間が強いというわけではありませんし、宗教を信仰しない人間が弱いというわけでもありません。
私などは特定の宗教を信仰していない為、宗教があるから強いわけではないという事はよくわかります。
では強い人間とは何でしょう。
私は「正しい」事だけをする人間こそが強いのだと思います。
何故かと言えば、彼らは「正しい」事をするだけなので、権力者の権威、大富豪の財力、魅力的な異性の誘惑、服従的な暴力であろうと彼らを操る事はできません。
かのマハトマ・ガンジーは、その絶対的な「正しさ」から大英帝国に決して屈せず、どんな服従的なものであろうと彼を操る事はできませんでした。
また、彼らは嘘を吐きませんから、正直にあるがままでも弱味など無いのです。
反対に嘘を吐く人間は、その虚栄を突かれてしまえば脆くも崩れ去ってしまう弱い存在です。
どの聖典にも、そのような人間を弱くする誤った行いと、人間を強くする正しい行いが書かれています。
何が正しいのかわからない人間というのは、宗教によってその正しさを知るべきだと私は思います。
宗教に属していない私が言っても説得力は無いかもしれませんが、私の権威などどうでも良いのです。
その言葉が正しいかをただ考えてください。
私を信じる必要などどこにも無いのです。
まあ信じろと言っても信じられないでしょうけど。。
私は世界の全ての人に、正しく強い人間になっていただきたいと、願うばかりです。